奈良県
長方形墳
植山古墳
| 所在地 | 奈良県 |
| 形状 | 長方形墳 |
| 墳丘長 | 40 m |
| 築造時期 | 6世紀末〜7世紀前半 |
概要
橿原市五条野町、推古天皇の最初の陵と目される双室墳。飛鳥の王権が「合葬」という新しい葬制へ移る瞬間を刻む古墳で、植山古墳公園として整備が進む。
出土品・調査研究
横穴式石室2基(東石室に家形石棺完存・西石室に扉敷居石)。金銅製歩揺付飾金具・水晶製三輪玉・阿蘇溶結凝灰岩片。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
東西約40m×南北約30mの長方形墳(双室墳)。東西2基の横穴式石室(各全長約13m・両袖式)を並べ、東石室(6世紀末)には竜山石系の家形石棺が完存、西石室(7世紀前半)の玄門には類例のない扉の敷居石が残る。金銅製歩揺付飾金具(馬具)・水晶製三輪玉などが出土。『日本書紀』の記す推古天皇と竹田皇子の「双墓」——628年の合葬から磯長(大阪・山田高塚 id:123)への改葬まで——の初葬地とする説が有力。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定はなく、国史跡(2002年指定)として橿原市が管理。
探索メモ
公園西エリアが開園済み(無料)。石室は保存修復のため非公開(公開整備が進行中)。近鉄「岡寺」駅から徒歩圏。
出典
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