奈良県 前方後円墳

ヒエ塚古墳

所在地奈良県
形状前方後円墳
墳丘長127 m
築造時期3世紀後半〜4世紀前半

概要

奈良県天理市萱生町に位置する墳丘長127mの前方後円墳。国史跡「大和古墳群」の構成古墳で、3世紀後半〜4世紀前半という最古段階の前方後円墳として学術的に非常に重要。中山大塚古墳(130m)と近接して立地し、三角縁神獣鏡など豊富な副葬品が出土している。「山辺の道」沿いに位置し、ハイキングコースとして整備された人気の古墳見学スポット。

出土品・調査研究

三角縁神獣鏡・内行花文鏡・鉄製品・玉類が出土。竪穴式石室・木棺が確認されている。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
墳丘長127mの前方後円墳。後円部径72m・高さ約10m、前方部幅65m。3世紀後半〜4世紀前半の築造と推定され、大和古墳群の中では最古段階に近い。前方部がまだ撥形に近い初期形態をもつ。後円部から竪穴式石室・木棺が確認されており、三角縁神獣鏡・内行花文鏡・鉄製品・玉類が出土。中山大塚古墳(130m)と近接し、大和古墳群の最古段階を形成する一対の古墳として理解されている。被葬者は不明。
宮内庁見解
宮内庁管轄外。国指定史跡「大和古墳群」の構成古墳(1972年指定)。天理市教育委員会が管理する。奈良県立橿原考古学研究所による調査が実施されている。

探索メモ

大和古墳群(中山大塚・ヒエ塚・西殿塚・東殿塚・柳本大塚など)を「山辺の道」に沿って歩くコースは、行燈山古墳(崇神天皇陵・242m)・渋谷向山古墳(景行天皇陵・300m)も通過でき、奈良屈指のウォーキングルートとして知られる。JR桜井線「柳本」駅から徒歩約20分。

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出典

天理市教育委員会奈良県立橿原考古学研究所文化庁(国指定史跡)奈良県歴史文化資源データベース

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