奈良県 前方後円墳

ナガレ山古墳

所在地奈良県
形状前方後円墳
墳丘長105 m
築造時期5世紀前半

概要

奈良県北葛城郡広陵町に位置する墳丘長105mの前方後円墳。馬見丘陵公園内に整備されており、東半分が史跡復元として葺石・埴輪を再現した全国唯一の「通路状遺構」をもつ古墳として知られる。5世紀前半の築造で、広陵町が公園整備の核として開発した。無料で見学可能。馬見丘陵公園の中では最も古墳の姿をリアルに体験できる遺跡として人気が高い。「ナガレ山(流れ山)」という名の由来は、山から水が流れ落ちる地形的特徴、または古代の潅漑設備に関わる地名とも言われる。東半分の復元整備では当時使用されたものと同種の石材(葺石)と埴輪(複製品)が配置され、5世紀の古墳建設技術を体感できる。全国唯一の「通路状遺構」は古墳祭祀の様相を探る重要な遺構。馬見丘陵公園(広陵町・河合町)は巣山古墳・ナガレ山古墳・乙女山古墳などを包含する大型公園で、入園無料・駐車場完備。

出土品・調査研究

【発掘調査】広陵町教育委員会・奈良県立橿原考古学研究所による複数次の調査。東半分が史跡整備として復元(葺石・埴輪レプリカ配置)されており、往時の姿を体感できる全国唯一の「通路状遺構」をもつ古墳として注目される。【出土品】円筒埴輪・朝顔形埴輪・形象埴輪が出土。通路状遺構は後円部頂上への儀礼的参道と推定。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
墳丘長105mの前方後円墳。5世紀前半の築造と推定される。東半分が復元整備されており、葺石(ふきいし)・埴輪列が往時の姿を再現している。日本で唯一確認されている「通路状遺構」をもつ古墳として考古学上注目される。通路状遺構は後円部頂上への参詣道または儀礼的通路と推定されている。円筒埴輪・朝顔形埴輪・形象埴輪が出土。被葬者は不明だが、馬見古墳群北群に位置し、同時代の有力首長の墓と推定される。
宮内庁見解
宮内庁管轄外。国指定史跡(1976年)。

探索メモ

最寄りは近鉄田原本線「池部」駅から徒歩約10〜15分。

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出典

Wikipedia大和高田市教育委員会奈良県立橿原考古学研究所奈良県歴史文化資源データベース

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