| 所在地 | 大阪府羽曳野市・藤井寺市 |
|---|---|
| 形状 | 円墳 |
| 墳丘長 | 22 m |
| 築造時期 | 古墳時代後期 |
藤井寺市に位置する直径約22mの円墳。古市古墳群の構成古墳の一つで、古墳時代後期(6〜7世紀)に築かれた。前方後円墳・帆立貝形の大型墓が中心の古市古墳群の中では小規模だが、群集墳の一端として地域の有力者の存在を示す遺跡。「蕃所山(ばんしょやま)」という名称の由来は諸説あり、「蕃所(ばんしょ)」は番所・見張り所を意味し古墳近くに監視所が置かれていたことに由来するとも言われる。大型の応神天皇陵・仲哀天皇陵などに囲まれた立地にあり、大古墳の管理・祭祀に携わった人物の墓とも考えられる。
発掘調査の記録は限られている。地表採集品として埴輪片・土器片が報告されているが、埋葬施設の詳細は未確認。
周囲は住宅地に囲まれており、現在は緑地として保存されている。古市古墳群の世界遺産緩衝地帯の近辺に位置し、周辺の古市古墳群巡りの際に立ち寄れる。最寄りは近鉄南大阪線「土師ノ里」駅から徒歩約12分。