| 所在地 | 大阪府羽曳野市・藤井寺市 |
|---|---|
| 形状 | 前方後円墳 |
| 墳丘長 | 208 m |
| 築造時期 | 4世紀後半 |
| 世界遺産 | 百舌鳥・古市古墳群 構成資産 |
古市古墳群最古の大型前方後円墳(墳丘長208m)。4世紀後半の築造で三段築成・二重周濠。宮内庁が「藤井寺陵墓参考地」として管理。2019年世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産。「津堂城山(つどうしろやま)」という名の「城(しろ)」は、中世にこの古墳が城砦(丘城)として利用されたことに由来するとみられる。古代の古墳が中世の防衛施設として転用される事例は全国各地に見られ、津堂城山古墳もその典型例。
【発掘調査】藤井寺市教育委員会による墳丘確認調査が複数回実施。墳丘の三段築成・葺石・埴輪配列・周濠の詳細が確認されている。【出土品】円筒埴輪・形象埴輪(家形等)が出土。碧玉製腕輪類・鉄製品・鏡が出土したとの伝承あり(詳細不明)。宮内庁は陵墓参考地として管轄するため内部の正式発掘は未実施。
周濠に「藤井寺ハスの池」として知られるハス(蓮)の群生地があり、夏の開花期(7〜8月)には多くの市民が蓮の花見を楽しむ自然観察スポットとしても機能している。周辺の住宅地に囲まれながらもハス池の景観と古墳の緑が調和した都市の癒し空間。最寄りは近鉄南大阪線土師ノ里駅(徒歩約7分)。