| 所在地 | 大阪府羽曳野市・藤井寺市 |
|---|---|
| 形状 | 方墳 |
| 墳丘長 | 54 m |
| 築造時期 | 7世紀前半 |
羽曳野市に位置する一辺約54mの方墳。古市古墳群の終末期(7世紀前半)を代表する大型方墳で、周濠・外堤を含めると約130m四方の規模に達する。横穴式石室に凝灰岩製家形石棺を納めるという7世紀の終末期古墳の典型的な構造をもつ。古墳時代の終わりに近い時代の遺跡として、前方後円墳から方墳への移行、石棺の使用など、葬制の変化を示す貴重な事例。7世紀前半という古墳時代の終わり近くに築かれた大型方墳。古墳時代は6世紀末〜7世紀にかけて急速に終焉を迎え、推古天皇・聖徳太子の時代に仏教が国家的に導入されると、有力者の葬制は仏教式の火葬へと移行していく。本古墳はまさにその転換点に位置する遺跡であり、伝統的な古墳葬制の最末期の姿を示す。「塚穴(つかあな)」という名称は石室(横穴)が露出・開口していたことに由来すると考えられ、地域住民が石室の入口を「塚の穴」と呼んだことが名称の起源と推定される。見学は外周からの自由見学が可能。近鉄南大阪線「古市」
【出土品・埋葬施設】一辺約54mの方墳。周濠と外堤を伴い、両袖型横穴式石室(玄室長約4m・幅約2m)に凝灰岩製家形石棺が収納されていた。家形石棺は7世紀の石棺文化を示す重要資料。
駅から徒歩約20分。