大阪府 横穴墓群

高井田横穴古墳群

(宮内庁管轄外)
所在地大阪府
形状横穴墓群
群内の玄室の平均床面積約9㎡
築造時期6世紀中頃〜7世紀前半
指定区分国史跡

概要

柏原市高井田の横穴墓群。確認済み162基のうち27基に、人物・馬・船・家・鳥・蓮花などの線刻壁画がある。玄室はドーム状天井をもつ例が多く、通常は1基に3体前後を、主に釘で留めた組合式木棺で葬った。従来は渡来系氏族墓説が唱えられたが、柏原市は現時点の資料だけでは断定できないとしている。

出土品・調査研究

耳環、琥珀・碧玉・ガラスなどの玉類、須恵器、鉄製品、少数の馬具、ミニチュア炊飯具などが出土。ほとんどの横穴が盗掘を受け、武器・馬具は特に少ない。17基の横穴で計22基の造付石棺が確認されている。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
大和川北側の凝灰岩の尾根斜面に広がる横穴墓群。162基が確認され、未調査部分を含めると実数は200基を大幅に上回ると考えられている。須恵器から主な造営時期は6世紀後半と判断される。被葬者集団の性格は確定していない。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓ではない。国史跡の指定名称は「高井田横穴」。1922年3月8日に一部が指定され、1990年3月6日に保存区域が追加指定された。現在は柏原市の史跡高井田横穴公園として整備されている。

探索メモ

史跡公園内の横穴は外から見学できるが、内部への立ち入りは通常できない。5名以上の団体は事前申込により内部見学が可能で、春と秋には特別公開がある。第1支群は学校敷地内にあり見学できない。

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出典

柏原市 高井田横穴群柏原市 高井田横穴の国史跡指定記録柏原市 史跡高井田横穴公園ご利用案内柏原市 線刻壁画

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