奈良県
円墳
宮内庁治定陵墓
長屋王墓
| 所在地 | 奈良県 |
| 形状 | 円墳 |
| 墳丘長 | 15 m |
| 指定区分 | 陵墓 |
| 陵墓指定 | 宮内庁管轄(一般立入不可) |
概要
平群町梨本にある長屋王の治定墓。江戸期以来の伝承による治定と、下層の古墳時代墳丘を区別すると、この場所の重層性が見える。
出土品・調査研究
現状墓の出土品は不明。下層の梨本南2号墳では葺石・周溝などが確認されている。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
現状は直径約15m・高さ約1.5mの円丘で、明治34年(1901)に治定された。その下には削平された6世紀前半の前方後円墳・梨本南2号墳の後円部が重なる。現状の治定墓と下層古墳は別段階の遺構として扱う。
宮内庁見解
宮内庁が「長屋王墓」として管理し、高市皇子の長子で左大臣・長屋王(729年、藤原氏の陰謀「長屋王の変」で自害)の墓に治定する(1901年治定)。平群谷を望む径約15mの円墳状墳丘で、下層からは6世紀前半の前方後円墳(梨本南2号墳)が確認されており、8世紀の長屋王との直接の関係は考古学的には不確実。毎年3月に宮内庁の正辰祭が行われる。
探索メモ
近鉄平群駅から徒歩約10分。宮内庁管理地のため拝所から参拝する。
出典
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