奈良県
前方後円墳
烏土塚古墳
| 所在地 | 奈良県 |
| 形状 | 前方後円墳 |
| 墳丘長 | 61 m |
| 築造時期 | 6世紀中頃〜後半 |
概要
奈良県生駒郡平群町、竜田川西岸の独立丘陵上に築かれた平群谷最大の前方後円墳。巨石石室と豊富な副葬品で知られ、6世紀後半の平群氏の勢力を物語る。墳頂からは平群谷を一望できる。
出土品・調査研究
両袖式横穴式石室(全長14.2m)に組合式家形石棺2基(二上山産白色凝灰岩)。四獣鏡・金銅装馬具・銀装太刀・玉類・ガラス小玉・耳環・鉄刀・鉄鉾・鉄鏃・刀子・鉄鋸・須恵器・土師器・形象埴輪(巫女形埴輪ほか)が出土。前庭部で墓前祭祀跡を確認。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
墳丘長60.5m(約65mとする資料もある)の前方後円墳で、平群谷では最大規模。6世紀中頃〜後半の築造。後円部に南開口する両袖式横穴式石室は全長14.2m・玄室高約4.3mの巨石石室で、石舞台古墳(id:268)に匹敵する規模と評される。玄室と羨道に二上山産白色凝灰岩の組合式家形石棺を各1基置く。未盗掘に近い状態で調査され、四獣鏡・金銅装馬具・銀装太刀・玉類・耳環・鉄製武器・須恵器・土師器などの豊富な副葬品と、前庭部で埴輪・須恵器を用いた墓前祭祀の跡が確認された。平群氏の首長墓とする説が有力。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定はなく、国史跡(1971年指定)として平群町が管理。
探索メモ
近鉄生駒線竜田川駅から徒歩約5〜10分。石室は玄門部で施錠されており、内部見学の鍵は平群町教育委員会(役場内)が管理・貸出している(閉庁日は要事前連絡)。
出典
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