大阪府
前方後円墳
玉手山古墳群
別名: たまてやまこふんぐん
| 所在地 | 大阪府 |
| 形状 | 前方後円墳 |
| 墳丘長 | 46 m |
| 築造時期 | 4世紀前半 |
概要
大阪府柏原市玉手町に位置する前方後円墳を主体とする古墳群(7基)。国指定史跡。4世紀前半の築造で、主墳の玉手山1号墳(約46m)は「鍵型周濠」という全国的に希少な形態の濠をもつことで考古学教科書にも掲載される著名古墳。銅鏡・鉄器・玉類が出土しており、大和川南岸における古墳時代前期の首長墓群として重要。
出土品・調査研究
銅鏡(仿製鏡含む)・鉄器・石製品・玉類(勾玉・管玉等)。竪穴式石室確認。鍵型周濠は空堀として残存。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
柏原市玉手町に所在する4世紀前半の前方後円墳群(7基)。主墳の玉手山1号墳は墳丘長約46mで、鍵型周濠(かぎがたしゅうごう)という特異な形態の濠をもつことで考古学的に著名。鍵型周濠は前方後円墳の形に沿わず、前方部前面の隅に直角に折れる形状の周濠で、全国的にも珍しい形態。これは大和政権初期の埋葬祭祀の多様性を示す資料として重視される。他の構成古墳も竪穴式石室をもち、銅鏡・鉄器・石製品・玉類が出土。4世紀前半という早い時期の古墳群として、大和川南岸の金剛・和泉山脈麓における初期ヤマト王権の勢力範囲を示す。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定なし。国指定史跡(1953年指定)。柏原市が管理。
探索メモ
近鉄大阪線「関屋」駅から徒歩約20分。松岳山古墳(id:127)・高井田山古墳(id:386)と合わせた柏原市古墳めぐりコースの一拠点。柏原市立歴史資料館で出土品の一部を見学できる。
出典
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