★ 世界遺産 大阪府羽曳野市・藤井寺市 方墳

向墓山古墳

別名: (宮内庁管轄外)
所在地大阪府羽曳野市・藤井寺市
形状方墳
墳丘長68 m
築造時期5世紀
世界遺産百舌鳥・古市古墳群 構成資産

概要

墓山古墳の「向かい」に位置する方墳(墳丘長68m)。5世紀の築造で墓山古墳の附属的な古墳と推定される。「向墓山(むかいはかやま)」という名はその位置関係を示す。宮内庁管轄外・羽曳野市管理の世界遺産構成資産。方墳の中では比較的大型で、被葬者は墓山古墳の主被葬者と密接な関係をもつ人物と推定される。2019年世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産。古市古墳群に含まれる方墳は「附属的な格式をもつ人物の墓」として大型前方後円墳の近傍に配置される。向墓山古墳・西馬塚古墳はともに墓山古墳(宮内庁治定の陪冢・225m)の近傍に位置し、主墳とその附属墳が一体の「墓域」を形成していたことを示す。古市古墳群では大王陵(前方後円墳)を核として、複数の方形附属墳が取り巻く「墓域ユニット」が複数確認されており、比較研究の好事例を提供している。

出土品・調査研究

宮内庁陵墓参観制度により発掘調査は未実施。内部構造・副葬品の詳細は不明。外周・周濠からの外観見学のみ可能。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
墓山古墳(225m)の陪冢の可能性がある方墳(墳丘長68m)。5世紀の築造。「向墓山」という名は墓山古墳の「向かい(むかい)」にある山(古墳)を意味し、墓山古墳との地理的・形態的な関係を示す。方墳は古市古墳群に多く見られる形態で、大型前方後円墳の附属的な役割をもつ。葺石・埴輪の有無を含め詳細な発掘調査記録は限られている。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定はなく、羽曳野市が保護・管理。陵墓・陵墓参考地指定なし。世界遺産構成資産として羽曳野市の指定史跡に指定されている。
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出典

羽曳野市教育委員会百舌鳥・古市古墳群 公式サイト

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