奈良県 前方後円墳

杉山古墳

所在地奈良県
形状前方後円墳
墳丘長154 m
築造時期5世紀中頃

概要

奈良市大安寺に位置する墳丘長154mの前方後円墳。国指定史跡。佐紀古墳群から離れた奈良市東部に立地し、5世紀中頃の大型古墳として奈良盆地東部の首長の墓と推察される。家形・蓋形埴輪などの形象埴輪が出土している。近くに南都七大寺の一つ・大安寺(奈良時代創建)があり、古代史の重層的な魅力を合わせて味わえる。「杉山」という名称は古墳上に杉の木が生い茂っていたことに由来するとみられる。宮内庁管轄外で国史跡指定を受けるため、学術的発掘調査が継続的に実施できる貴重な存在。

出土品・調査研究

葺石・円筒埴輪・家形埴輪・蓋形埴輪などの形象埴輪が出土。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
墳丘長154mの前方後円墳。後円部径80m・高さ約12m、前方部幅106m。3段築成で二重の周濠をもつ。5世紀中頃の築造と推定される。葺石・円筒埴輪・形象埴輪(家形・蓋形など)が出土しており、墳形・規模からヤマト王権の大王またはそれに近い上位首長の墓とみられる。奈良市東部(大安寺地区)に立地し、佐紀古墳群とは別の古墳分布を形成する。被葬者は不明。
宮内庁見解
宮内庁管轄外。国指定史跡(1976年指定)。奈良市教育委員会が管理する。宮内庁の治定はなく、学術調査が実施できる。

探索メモ

最寄りはJR奈良駅・近鉄奈良駅からバスで約15分。

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出典

奈良市教育委員会文化庁(国指定史跡)

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