奈良県 前方後円墳

狐井城山古墳

所在地奈良県
形状前方後円墳
墳丘長140 m
築造時期5世紀後半〜6世紀初頭

概要

奈良県香芝市狐井に位置する墳丘長140mの前方後円墳。奈良盆地の西南端・二上山東麓の丘陵上に築かれた。馬見古墳群の南縁に属し、5世紀後半〜6世紀初頭という時代的位置から「ヤマト王権の天皇陵候補」として注目を集めてきた。市指定史跡として保護。二上山の眺望も美しく、自然と古代史が融合した環境。

出土品・調査研究

葺石・埴輪列が確認されている。埋葬施設の詳細・副葬品は未公表。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
墳丘長140mの前方後円墳。後円部径80m・高さ約11m、前方部幅120m・高さ約8m。3段築成で二重の周濠をもつ。5世紀後半〜6世紀初頭の築造と推定される。葺石・埴輪列が確認されており、規模・時代からヤマト王権の大王クラスか上位首長の墓とみられる。被葬者は考古学的に不明。顕宗天皇(在位485〜487年)・武烈天皇(在位499〜506年)の候補説はいずれも状況証拠にとどまる。
宮内庁見解
宮内庁管轄外。香芝市指定史跡。顕宗天皇陵または武烈天皇陵の可能性を指摘する研究者もあるが、宮内庁の治定はなく、学術調査が可能。奈良県立橿原考古学研究所が調査を実施している。

探索メモ

現在宮内庁が治定する顕宗・武烈天皇の陵(傍丘磐杯丘南陵・北陵、ともに香芝市)は本古墳より北方にあり規模も小さいため、研究者から代替候補として提示されている。最寄りは近鉄大阪線「五位堂」駅から徒歩約25分。

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出典

香芝市教育委員会奈良県立橿原考古学研究所

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