奈良県
前方後円墳
宮内庁治定陵墓
梅山古墳
別名: 檜隈坂合陵(欽明天皇陵)
| 所在地 | 奈良県 |
| 形状 | 前方後円墳 |
| 墳丘長 | 140 m |
| 築造時期 | 6世紀中頃 |
| 陵墓指定 | 宮内庁管轄(一般立入不可) |
概要
奈良県高市郡明日香村平田に位置する墳丘長140mの前方後円墳。飛鳥地域に残存する最大規模の前方後円墳の一つで、欽明天皇陵(檜隈坂合陵)として宮内庁が管理する。6世紀中頃という考古学的年代が欽明天皇の在位と概ね一致する。明日香村の歴史景観の一部を構成し、飛鳥歴史公園や石舞台古墳との組み合わせた見学が可能。
出土品・調査研究
宮内庁管轄のため発掘調査は実施されておらず、副葬品の詳細は不明。横穴式石室の存在が示唆される。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
墳丘長140mの前方後円墳。後円部径90m・高さ約10m、前方部幅約105m。6世紀中頃の築造と推定され、古墳時代後期の飛鳥・明日香地域を代表する大型古墳。3段築成で周濠を伴う。葺石・埴輪列が確認されており、横穴式石室が存在するとみられる。被葬者を欽明天皇と断定する考古学的根拠は乏しいが、時代的整合性から他の大型古墳と比べると否定的材料は少ない。
宮内庁見解
正式名称「檜隈坂合陵(ひのくまのさかいのみささぎ)」として宮内庁書陵部が管轄し、欽明天皇(在位539〜571年)の陵として治定されている。欽明天皇は仏教公伝を受け入れた天皇として知られ、6世紀中頃という考古学的年代と在位期間がほぼ合致するため、他の不合理な治定例に比べて整合的とみられる。陵墓参観制度により外周からの見学のみ可能。【宮内庁参拝情報】所在地:奈良県高市郡明日香村大字平田/交通:近鉄 飛鳥駅から徒歩約7分/原則、8時30分~17時(原則年間参拝可)。陵印保管:畝傍陵墓監区事務所。
探索メモ
欽明天皇は継体天皇の子で、仏教公伝を受け入れたことで日本の宗教文化の方向を決定づけた。最寄りは近鉄吉野線「飛鳥」駅から徒歩約20分またはレンタサイクル。明日香村は開発規制条例により田園風景と古代史跡が一体となった景観保全地域。
出典
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