奈良県 円墳

コンピラ山古墳

所在地奈良県
形状円墳
墳丘長95 m
築造時期5世紀前半

概要

大和高田市に位置する直径95mの大型円墳。奈良県内第2位の円墳規模。馬見古墳群(南群・築山古墳群)を構成する古墳の一つで、隣接する築山古墳(前方後円墳)とともにこの地域の5世紀の有力首長の墓域を形成する。奈良県内の大型円墳として学術的価値が高い。

出土品・調査研究

【発掘調査】大和高田市教育委員会による調査。【出土品】墳丘表面・テラス部から円筒埴輪・盾形埴輪・家形埴輪・蓋形埴輪が出土。特に円筒埴輪列内側からミニチュア土器2個が発見された。このミニチュア土器の納置様式は天理市渋谷向山古墳・広陵町乙女山古墳との共通祭祀形態として考古学的に重要。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
直径95m・高さ12.7m・2段築成の大型円墳。奈良県内では富雄丸山古墳(径109m)に次ぐ第2位の規模。5世紀前半(古墳時代中期前半)の築造と推定される。墳丘表面のテラス部・墳頂部で円筒埴輪列が検出されており、墳頂から盾形埴輪・家形埴輪、墳丘斜面から蓋形埴輪が出土している。特に墳頂の埴輪列内側からミニチュア土器が2個発見された点が注目される。同様の祭祀例は乙女山古墳(広陵町)・渋谷向山古墳(天理市)にのみ確認されており、ヤマト王権の有力首長に特有の祭祀形態を示す第一級資料。被葬者は不明。
宮内庁見解
宮内庁管轄外。

探索メモ

大和高田市教育委員会が管理・保護しており、墳丘外周の見学が可能。馬見古墳群は馬見丘陵公園として整備されており、コンピラ山古墳も公園散策の一環として見学できる(近鉄大阪線「大和高田」駅または近鉄南大阪線「高田市」駅からバスまたは徒歩約20〜30分)。

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出典

大和高田市教育委員会Wikipedia

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