★ 世界遺産 大阪府堺市 帆立貝形古墳

収塚古墳

(宮内庁治定なし)
所在地大阪府堺市
形状帆立貝形古墳
墳丘長59 m
築造時期5世紀前半
指定区分国史跡
世界遺産百舌鳥・古市古墳群 構成資産

概要

大仙陵古墳の前方部東南隅の近くにある帆立貝形古墳。墳丘長は世界遺産公式サイトで59m、文化庁の解説では58mに復元、堺市は57.7mとし、資料により値が異なる。後円部の高さは4.2m。5世紀前半の築造で、墳丘主軸を大仙陵古墳の外濠と平行させ、前方部を西に向けており、その位置と主軸方向から大仙陵古墳と関わりのある古墳とみられる。後円部は2段に築かれている。国指定史跡「百舌鳥古墳群」の1基で、2019年に世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産となった。

出土品・調査研究

後円部のテラスには小形の円筒埴輪が立て並べられ、前方部からは葺石が確認されている。濠からも円筒埴輪や須恵器が出土する。副葬品の詳細は不明だが、墳頂部に鉄製短甲の破片が散布していたとの記録がある。周濠はすでに埋没しており、東側の道路上に周濠跡が明示されている。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
大仙陵古墳と関わりのある帆立貝形古墳。墳丘長は世界遺産公式サイトで59m、文化庁は58mに復元、堺市は57.7mとする。後円部は2段築成で高さ4.2m。築造時期は古墳時代中期中葉(5世紀前半)。大仙陵古墳の前方部東南隅の近くに位置し、主陵との地理的関係から陪冢とみられる。帆立貝形の形態は前方後円墳の変形で、5世紀に百舌鳥・古市古墳群で流行した。規模は帆立貝形古墳としては中規模で、中位の身分の人物の墓と推定される。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定はなく、堺市教育委員会が保存・管理する。陵墓・陵墓参考地指定なし。国指定史跡「百舌鳥古墳群」の1基で、2019年に世界文化遺産の構成資産となった。
⛩ インタラクティブ地図で見る 📍 Google マップ

出典

堺市 古墳データベース「収塚古墳」百舌鳥・古市古墳群 公式サイト文化庁 文化遺産オンライン(世界遺産構成資産解説)

関連する古墳

大仙陵古墳(486m) 上石津ミサンザイ古墳(365m) 土師ニサンザイ古墳(300m) 御廟山古墳(203m) 田出井山古墳(148m) いたすけ古墳(146m)
← 塚廻古墳 銅亀山古墳 →