★ 世界遺産 大阪府堺市 円墳

茶山古墳

別名: 仁徳天皇陵陪塚甲号
所在地大阪府堺市
形状円墳
墳丘長56 m
築造時期5世紀
世界遺産百舌鳥・古市古墳群 構成資産

概要

大仙陵古墳の陪冢「甲号」。直径56mの円墳で、大仙陵古墳の北東に位置する。5世紀の築造。円形の陪冢は前方後円形・帆立貝形に比べてシンプルな形態で、格式の序列を反映するとも考えられる。「茶山(ちゃやま)」という名はお茶に関連した地名伝承または地形的特徴(丘の形)に由来するとも。2019年世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産。大仙陵古墳(仁徳天皇陵)の周辺に多数点在する陪冢群は、古代の墳墓空間の広がりを示す。陪冢の被葬者は大王の妃・皇子・家臣・奴隷等が候補に挙げられるが、発掘調査なしには確認できない。宮内庁の管理下にあり一般立入は不可。

出土品・調査研究

宮内庁陵墓参観制度により発掘調査は未実施。内部構造・副葬品の詳細は不明。外周・周濠からの外観見学のみ可能。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
大仙陵古墳の陪冢(甲号)。円墳で直径56m。5世紀の築造。円形の陪冢は帆立貝形・前方後円形に比べて規格が低い墳形とされ、より低い身分の人物が葬られた可能性がある。ただし直径56mは円墳としては中程度の規模。大仙陵古墳北東に位置し、周辺には乙号(大安寺山古墳・62m)なども近接する。
宮内庁見解
「仁徳天皇陵陪塚甲号」として宮内庁書陵部が管轄。「甲・乙・丙…」の符号体系による管理で、甲号は1番目を意味する。イロハ順と甲乙丙順の両方が宮内庁の陪塚管理に用いられており、大仙陵古墳には多数の陪塚が存在する。
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出典

宮内庁百舌鳥・古市古墳群 公式サイト

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