★ 世界遺産 大阪府堺市 円墳

大安寺山古墳

別名: 仁徳天皇陵陪塚乙号
所在地大阪府堺市
形状円墳
墳丘長62 m
築造時期5世紀
世界遺産百舌鳥・古市古墳群 構成資産

概要

大仙陵古墳の陪冢「乙号」。直径62mの円墳。5世紀の築造で、甲号(茶山古墳・56m)とともに大仙陵古墳東側に位置する陪塚群の一角をなす。「大安寺山」という名は古墳近隣にかつて存在した仏教寺院(大安寺)に由来し、古代仏教と古墳が共存した歴史的空間の名残。2019年世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産。古墳の上や周辺に仏教寺院が建てられた事例は日本各地に見られ、古代人が古墳を「神聖な高台」として再利用した文化的連続性を示す。大安寺山古墳もその一例として、古代から中世にかけての信仰の重層性を伝える。

出土品・調査研究

宮内庁陵墓参観制度により発掘調査は未実施。内部構造・副葬品の詳細は不明。外周・周濠からの外観見学のみ可能。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
大仙陵古墳の陪冢(乙号)。直径62mの円墳で5世紀の築造。茶山古墳(甲号・56m)よりやや大きい。大安寺山という名は、近隣にかつて「大安寺(だいあんじ)」という仏教寺院が存在したことに由来するとみられ、古墳の上または近傍に寺院が建てられた歴史を示す。古墳時代後期〜奈良時代にかけて、古墳の上に仏教施設が建てられるケースは全国各地に見られる現象。
宮内庁見解
「仁徳天皇陵陪塚乙号」として宮内庁書陵部が管轄。甲・乙の「乙号」で、甲号(茶山古墳)に続く管理番号をもつ陪塚。大仙陵古墳附属の陵墓陪塚として宮内庁が管理し、一般立入は制限される。
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出典

宮内庁百舌鳥・古市古墳群 公式サイト

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