★ 世界遺産 大阪府堺市 帆立貝形古墳

丸保山古墳

別名: 仁徳天皇陵陪冢へ号
所在地大阪府堺市
形状帆立貝形古墳
墳丘長87 m
築造時期5世紀
世界遺産百舌鳥・古市古墳群 構成資産

概要

大仙陵古墳の陪冢「へ号」。帆立貝形古墳で墳丘長87mは大仙陵の帆立貝形陪冢の中では最大規模。5世紀の築造。大仙陵古墳の北側に位置し、周濠を備える。帆立貝形の前方部(造り出し)が特徴的で、祭祀空間として機能したと考えられる。2019年世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産。「丸保山(まるほやま)」という名は後円部の丸みが際立つことに由来するとも。大仙陵の陪冢の中では最大の帆立貝形古墳で、被葬者は大王に近しい上位の従属関係にあった人物とみられる。周辺は住宅地に囲まれているが、古墳の盛り土は良好に保存されている。

出土品・調査研究

宮内庁陵墓参観制度により発掘調査は未実施。内部構造・副葬品の詳細は不明。外周・周濠からの外観見学のみ可能。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
大仙陵古墳の陪冢(へ号)。帆立貝形古墳で墳丘長87m。5世紀の築造。同じ帆立貝形の孫太夫山(65m)・竜佐山(61m)より大きく、陪冢の中では大型の部類に入る。帆立貝形古墳は円墳の前面に小さな方形の造り出しを付けた形態で、葬送儀礼に用いる祭祀空間の確保を目的としたとも考えられている。後円部には埋葬主体(石室)が置かれているとみられるが、立入禁止のため詳細は不明。
宮内庁見解
「仁徳天皇陵陪冢へ号飛地」として宮内庁書陵部が管轄。陪冢イロハ順の「へ号」に当たり、大仙陵古墳に附随する陵墓陪塚として管理される。「飛地」とは主陵から離れた場所に所在することを意味し、独立した敷地として管理される。
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出典

宮内庁百舌鳥・古市古墳群 公式サイト

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