大阪府 前方後円墳

茶臼山古墳

別名: (大阪市天王寺公園内)
所在地大阪府
形状前方後円墳
墳丘長200 m
築造時期5世紀

概要

天王寺公園(慶沢園周辺)内に位置する、前方後円墳または自然地形と議論が続く遺構。推定墳丘長200m前後。大坂冬の陣(1614年)では徳川家康の本陣、大坂夏の陣(1615年)では真田幸村の本陣が置かれたとされ、「古墳」と「戦国史跡」の両面をもつ大阪の歴史スポット。古墳であるとすれば発掘調査が十分でなく確証がない。特に真田幸村が最期の突撃を試みたとされる逸話は江戸時代から講談・歌舞伎・浪曲で語り継がれてきた。

出土品・調査研究

【性質】地形論争があるため確認された出土品はほとんどない。大坂冬の陣・夏の陣(1614〜1615年)の戦場史跡として広く知られる。古墳としての遺物は現在のところ未確認。【現状】天王寺公園(慶沢園周辺)の緑地として整備されており、古墳調査よりも公園利用が優先されている。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
被葬者不明。前方後円墳とする説のほか、自然地形とする説もある。仮に古墳であれば5世紀代の築造とみられ、推定墳丘長200m前後とする見解もある。発掘調査の記録が限られ、葺石・埴輪・石室等の確認には至っていない。大坂冬の陣(1614年)では徳川家康の本陣が、大坂夏の陣(1615年)では真田幸村(信繁)の本陣がそれぞれ置かれたとされ、古墳としての性格以上に近世の戦場史跡としての認知度が高い。
宮内庁見解
宮内庁管轄外。大阪市管理。大阪市天王寺公園内に位置し、大阪市が管理する。皇族・貴族の墓としての指定記録はなく、被葬者も特定されていない。本遺構が古墳であるかどうかについても学術的議論が続いており、自然地形を利用した人工的盛土の可能性も残る。

探索メモ

現在は天王寺公園内の緑地として整備されており、一般市民が日常的に訪れる公園に組み込まれている。大阪市立美術館・天王寺動物園に隣接しており、美術鑑賞と古墳・戦場見学を組み合わせた半日コースが可能。

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出典

大阪市教育委員会

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