京都府 前方後円墳

天皇の杜古墳

所在地京都府
形状前方後円墳
墳丘長83 m
築造時期4世紀後半

概要

京都府京都市西京区御陵塚ノ越町に位置する墳丘長83mの前方後円墳。京都市内最大級の前方後円墳のひとつで、国史跡「乙訓古墳群」の一員。古墳名・周辺地名「御陵」の由来となった文徳天皇陵伝承で知られるが、考古学的には4世紀後半の豪族墓。市民の憩いの場として親しまれ、住宅地の中にひっそりと佇む。

出土品・調査研究

円筒埴輪・朝顔形埴輪(1988〜1989年発掘調査出土)。副葬品の詳細は未公表。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
墳丘長83mの前方後円墳(後円部径50.5m・高さ7.2m、前方部幅33.5m・高さ4.8m)。「柄鏡式(えかがみしき)」前後円形の初期形態で前方部が細く柄のように延びる。2段築成、葺石・埴輪列確認。4世紀後半(1988〜1989年の発掘調査で円筒埴輪・朝顔形埴輪から確認)の築造。桂川右岸の山裾に立地し、当時の桂川右岸地域を支配した有力豪族の墓と推定。中世以来「文徳天皇陵(清和天皇の父)」と伝えられたことから「天皇の杜」という名が付いたが、文徳天皇陵(田邑陵)は別の場所に存在する。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定なし。1922年(大正11年)3月8日に単独で国史跡指定、2016年に「乙訓古墳群」に統合。文徳天皇陵と伝承されるが考古学的には無関係とされる。

探索メモ

住宅地の中に保存されており、見学は外周のみ。阪急「東向日」または「洛西口」駅から徒歩約20分。御陵(みささぎ)という地名がこの古墳に由来する。

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出典

京都市文化市民局文化庁Wikipedia

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