| 所在地 | 大阪府堺市 |
|---|---|
| 形状 | 方墳 |
| 墳丘長 | 28 m |
| 築造時期 | 5世紀 |
| 世界遺産 | 百舌鳥・古市古墳群 構成資産 |
一辺約28mの方墳で百舌鳥古墳群の南端に位置する。5世紀の築造で宮内庁の治定なし・堺市管理。方墳の中では小型の部類で、大仙陵古墳または上石津ミサンザイ古墳の南方に位置する附属的な古墳。百舌鳥古墳群の南の境界を示す存在として群全体の景観に貢献する。「善右ヱ門山」という名は江戸期の地主名由来。2019年世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産(49基中の最末尾に近い番号)。百舌鳥古墳群49基の世界遺産構成資産は、大小様々な形態の古墳を含む。善右ヱ門山古墳のような小型方墳が世界遺産の構成資産に含まれることは、百舌鳥・古市古墳群が「個々の古墳の規模」ではなく「古墳群として形成した文化的景観の全体性」によってその価値を評価されていることを示す。江戸時代の地主の名が古墳名として定着した経緯は、日本の古墳が「所有者不在の土地」として各時代の土地管理を通じて継承されてきた歴史の一側面を伝える。
宮内庁陵墓参観制度により発掘調査は未実施。内部構造・副葬品の詳細は不明。外周・周濠からの外観見学のみ可能。