★ 世界遺産 大阪府堺市 方墳

寺山南山古墳

別名: (宮内庁治定なし)
所在地大阪府堺市
形状方墳
墳丘長45 m
築造時期5世紀
世界遺産百舌鳥・古市古墳群 構成資産

概要

百舌鳥古墳群南西端に位置する方墳(長辺44.8m×短辺36.3m)。5世紀の築造で、上石津ミサンザイ古墳の近傍に位置する附属的な方墳。宮内庁の治定なし・堺市管理。「寺山南山(てらやまみなみやま)」という名は、近隣の寺山(北山)と対になる地名で、かつての寺院の存在を示す。百舌鳥古墳群の南西の端を構成し、古墳群全体の境界を示す意味をもつ。2019年世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産。方墳は四角い形の墳墓で、日本では主に古墳時代中期〜後期に盛行した。百舌鳥古墳群に含まれる方墳(id:16銅亀山・id:21寺山南山・id:23善右ヱ門山)は、円墳・帆立貝形とともに「古墳群」の形式的多様性を示す。世界遺産の構成資産一覧に方墳が含まれることで、百舌鳥古墳群が単一の墳形に偏らない多様な墳墓文化の場であったことが確認できる。

出土品・調査研究

宮内庁陵墓参観制度により発掘調査は未実施。内部構造・副葬品の詳細は不明。外周・周濠からの外観見学のみ可能。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
長辺44.8m・短辺36.3mの方墳(台形ぎみの長方形)。5世紀の築造。百舌鳥古墳群の南西端に位置し、上石津ミサンザイ古墳の南西に近接する。方墳という形態は中期古墳以降に陪冢・附属墳として多く用いられた。被葬者は不明。葺石・埴輪の存在が想定されるが、詳細な発掘調査記録は限られている。方墳の直交する辺が44.8m×36.3mという数値から、5世紀前半〜中頃の型式的特徴をもつとみられる。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定はなく、堺市教育委員会が保存・管理する。陵墓・陵墓参考地指定なし。世界遺産構成資産として堺市が保護する。
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出典

堺市教育委員会百舌鳥・古市古墳群 公式サイト

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