★ 世界遺産 大阪府堺市 帆立貝形古墳

銭塚古墳

別名: (宮内庁治定なし)
所在地大阪府堺市
形状帆立貝形古墳
墳丘長72 m
築造時期5世紀
世界遺産百舌鳥・古市古墳群 構成資産

概要

帆立貝形古墳(墳丘長72m)。上石津ミサンザイ古墳(履中天皇陵)の南西に位置し、陪冢と推定される5世紀の古墳。宮内庁の治定なし・堺市管理。帆立貝形の形態がよく残る中規模の附属的古墳で、百舌鳥古墳群の南部エリアを構成する。「銭塚」という名は古銭の出土伝承を示唆する。2019年世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産。「銭塚」という名は全国各地の古墳によく見られる名称のパターンで、古代の人々が古墳から金属製品(銅鏡・鉄剣・装身具など)が出土する場所と認識していたことを示す。世界遺産の登録基準として「顕著な普遍的価値」が求められるが、百舌鳥・古市古墳群においては銭塚古墳のような個々の附属的古墳も、5世紀の大陸交流・墳墓文化の体系的な証拠として全体の価値に貢献している。

出土品・調査研究

宮内庁陵墓参観制度により発掘調査は未実施。内部構造・副葬品の詳細は不明。外周・周濠からの外観見学のみ可能。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
陪冢と推定される帆立貝形古墳(墳丘長72m)。5世紀の築造。上石津ミサンザイ古墳(365m)の南西に位置し、地理的な近接性から陪冢的性格をもつとみられる。帆立貝形古墳としては中規模で、前方部(造り出し)と後円部が明確に識別できる。「銭塚(ぜにづか)」という名は、古来この地で古銭(銅銭)または金属製品が発見されたという伝承に由来するとされ、副葬品の発見を示唆する民俗記憶を反映している可能性がある。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定はなく、堺市教育委員会が保存・管理する。陵墓・陵墓参考地指定なし。世界遺産構成資産として堺市が保護。
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出典

堺市教育委員会百舌鳥・古市古墳群 公式サイト

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