| 所在地 | 大阪府 |
|---|---|
| 形状 | 長方形墳 |
| 墳丘長 | 21 m |
| 築造時期 | 3世紀後半 |
大阪府高槻市に位置する全長約21mの長方形墳。3世紀後半の築造で、中国・曹魏の「青龍三年(235年)」銘の銅鏡5面が出土したことで考古学上有名。「青竜三年の丘」として高槻市が整備・公開している国指定史跡。近くに継体天皇の真陵とされる今城塚古墳があり、組み合わせての見学が人気。出土鏡は国重要文化財に指定され、今城塚古代歴史館で展示されている。
【発掘調査】1991年、高槻市による発掘調査。【出土品(主要)】「青龍三年(235年)」の年号銘をもつ銅鏡5面(重要文化財指定)。同笵鏡が各地の古墳でも出土しており、ヤマト王権の鏡配布ネットワーク解明の最重要資料の一つ。弥生時代末〜古墳時代初頭の長方形墳に収められた鏡として、235年という具体的な製造年号をもつ点で特異。【展示】高槻市立今城塚古代歴史館に展示。史跡「青竜三年の丘」として公開。
「青龍三年(235年)」は中国・三国時代の魏の年号で、邪馬台国の卑弥呼が魏の皇帝に朝貢したとされる景初2〜3年(238〜239年)の直前にあたる。同年代の鏡が卑弥呼関連の資料として注目されており、本古墳は邪馬台国論争とも接点をもつ。国史跡「安満宮山古墳」として高槻市が公園整備。「青竜三年の丘」の愛称で親しまれ、史跡の説明板・復元展示が充実している。最寄りはJR京都線「摂津富田」駅または阪急京都線「富田」駅から徒歩約10〜15分。今城塚古墳・今城塚古代歴史館と合わせた見学がおすすめ。