奈良県
円墳
峯塚古墳
| 所在地 | 奈良県 |
| 形状 | 円墳 |
| 墳丘長 | 36 m |
| 築造時期 | 7世紀中頃 |
概要
奈良県天理市杣之内町、石上神宮の南の丘陵に眠る終末期の円墳。飛鳥の岩屋山古墳と同じ設計の精美な切石石室をもち、岩屋山式石室の東限を示す学術上重要な古墳。私有地内の竹林にあり公式には見学できないため、地図上での位置確認と外観の遠望にとどめたい。
出土品・調査研究
両袖式横穴式石室(全長11.11m・花崗岩切石2段積み・漆喰目地・岩屋山式)。早期の盗掘により出土品は知られていない。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
下段径約35.5m・中段約28m・上段約18mの3段築成の円墳(高さ約5m)で、墳丘に貼石を施す——版築と貼石の遺存は県内でも貴重。7世紀中頃(終末期)の築造。両袖式横穴式石室(南開口・全長11.11m・玄室長4.46m)は花崗岩の精美な切石を2段に積み目地に漆喰を詰めたもので、明日香村の岩屋山古墳(id:267)と同工の「岩屋山式石室」の代表例。杣之内古墳群の一基で、物部氏系の石上(いそのかみ)氏の首長墓——「石上氏最後の古墳」とする説がある。早くから盗掘を受け出土品は知られていない。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定はなく、国・県・市いずれの史跡指定も受けていない。私有地内にあり、公式には見学できない。
探索メモ
天理駅から山の辺の道方面へ徒歩圏だが、私有地のため公式には見学不可。石上神宮・西山古墳など杣之内古墳群周辺の散策とあわせて位置を確かめたい。
出典
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