兵庫県
前方後円墳
雲部車塚古墳
別名: (宮内庁:雲部陵墓参考地)
| 所在地 | 兵庫県 |
| 形状 | 前方後円墳 |
| 墳丘長 | 140 m |
| 築造時期 | 5世紀中頃 |
概要
兵庫県丹波篠山市、篠山盆地の東部に横たわる丹波最大の前方後円墳。明治の発掘絵図が伝える武器武具の埋納は「武人の王」の姿を彷彿とさせる。陵墓参考地として宮内庁が管理するため墳丘は立入禁止だが、水を湛えた周濠越しの眺めは壮観。
出土品・調査研究
竪穴式石室に長持形石棺(未開封のまま埋納)。1896年発掘の絵図記録に刀34・剣8・冑4・甲5・鉄鏃107など。2004年の調査で埴輪・須恵器を確認。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
墳丘長140m(裾部が水没しており復元推定158mとも)の前方後円墳で、丹波地方最大・兵庫県第2位。盾形の周濠と周庭帯を備える。5世紀中頃の築造。1896年(明治29年)に地元住民が発掘し、竪穴式石室内に長持形石棺と、刀34口・剣8口・冑4個・甲5領・鉄鏃107本などの大量の武器武具が確認された(絵図記録が残り、石棺は未開封のまま再埋納)。考古学的には丹波の国造級首長の墓とみられ、宮内庁候補の丹波道主命では年代が合わないとする見解が多い。
宮内庁見解
宮内庁が「雲部陵墓参考地」として管理する(1900年指定とする資料がある)。被葬候補者は開化天皇の皇孫・彦坐王の王子とされる丹波道主命。陵墓参考地のため墳丘への立入はできず、外周からの見学となる。
探索メモ
神姫グリーンバス「東本荘」バス停から徒歩約5分(駐車場なし)。墳丘・周濠内は立入不可のため外周から見学する。出土品の一部絵図・資料は京都大学総合博物館が保管。
出典
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