兵庫県
前方後円墳
雲部車塚古墳
(宮内庁:雲部陵墓参考地)
| 所在地 | 兵庫県 |
| 形状 | 前方後円墳 |
| 墳丘長 | 140 m |
| 築造時期 | 5世紀中頃 |
| 指定区分 | 陵墓 |
概要
兵庫県丹波篠山市、篠山盆地の東部に横たわる丹波最大の前方後円墳。明治の発掘絵図が伝える武器武具の埋納は「武人の王」の姿を彷彿とさせる。陵墓参考地として宮内庁が管理するため墳丘は立入禁止だが、水を湛えた周濠越しの眺めは壮観。
出土品・調査研究
1896年に竪穴式石槨から刀剣・甲冑など多数の副葬品が確認された。長持形石棺は未開封。2004年の宮内庁調査では埴輪と須恵器も確認された。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
現状の墳丘長140m、裾部が水没する部分を含めた復元長158mの前方後円墳。盾形の周濠と周庭帯を備え、5世紀中頃に築かれた。1896年に地元有志が調査し、竪穴式石槨と長持形石棺、多数の武器・甲冑を確認した。絵図に副葬状況が記録され、取り出された遺物は京都大学総合博物館が保管する。石棺は開封されていない。丹波篠山市は国造級首長の墓との推定が一般的と説明する。
宮内庁見解
宮内庁が「雲部陵墓参考地」として管理し、丹波篠山市の文化財一覧は参考地の指定日を1900年3月30日と記す。丹波道主命の墓とする伝承があるが、5世紀中頃の築造という考古学的年代から被葬者は特定できない。陵墓参考地のため墳丘内には立ち入れない。
探索メモ
陵墓参考地のため墳丘内に入れず、外周から見学する。兵庫県立考古博物館は付近に駐車場がないと案内している。館内には発掘時の絵図に基づく石槨・石棺の復元展示がある。
出典
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