兵庫県 前方後方墳

処女塚古墳

所在地兵庫県
形状前方後方墳
墳丘長70 m
築造時期3世紀後半〜4世紀前半

概要

神戸市東灘区の市街地に残る前方後方墳。『万葉集』以来歌い継がれた菟原処女(うないおとめ)伝説——二人の男に求婚され身を投げた乙女の墓と伝えられ、東西の求女塚(もとめづか)古墳とともに悲恋の三古墳を構成する。謡曲「求塚」や森鴎外「生田川」の題材にもなった、文学史と重なる古墳。

出土品・調査研究

山陰系土器など。埋葬施設・副葬品は未確認。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
墳丘長約70m(約90mとする資料もある)の前方後方墳。3世紀後半〜4世紀前半の築造とみられ、神戸市域でも最古級。1979年以降の発掘調査で山陰系の土器が出土しており、日本海側との交流が指摘される。埋葬施設は未確認。指定当時は前方後円墳とされたが、調査により前方後方墳と判明した。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定はなく、国史跡(1922年指定)。

探索メモ

阪神「石屋川」駅から徒歩約5分。公園として整備され自由に見学できる。西求女塚古墳(id:583)・東求女塚古墳(id:584)とあわせた「伝説の三古墳」めぐりがおすすめ。

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出典

文化庁 国指定文化財等データベースWikipedia兵庫県立歴史博物館

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