兵庫県
前方後円墳
行者塚古墳
別名: 西条古墳群
| 所在地 | 兵庫県 |
| 形状 | 前方後円墳 |
| 墳丘長 | 100 m |
| 築造時期 | 5世紀前葉 |
| 指定区分 | 国史跡 |
概要
兵庫県加古川市、東播磨の首長墓系譜を代表する前方後円墳。大陸渡来の金銅製帯金具や鉄鋌の出土で知られ、西条廃寺跡と一体の史跡公園として整備されている。名称は後円部にかつて行者堂があったことに由来。
出土品・調査研究
後円部の副葬品箱から金銅製帯金具・轡・鋳造鉄斧・鉄鋌40枚・巴形銅器など。西側造出から食物模型土製品・土器・埴輪。後円部で粘土槨3基を確認(1995〜96年調査)。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
墳丘長約100m・3段築成の前方後円墳で、加古川市内最大級。墳丘の4か所に造出が付く。加古川市は5世紀前葉頃の築造とする(県立考古博物館は4世紀末と説明)。1995〜96年の調査で、後円部の粘土槨3基とその上の副葬品箱を確認。箱から金銅製帯金具・馬具・鋳造鉄斧・鉄鋌40枚・巴形銅器などが出土した。西側の造出からは、食物を模した土製品・土器・埴輪が出土している。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定はなく、国史跡「西条古墳群」(1973年指定。人塚古墳・尼塚古墳と共に指定)として加古川市が管理。
探索メモ
JR加古川駅からバス利用。史跡公園として整備され自由に見学できる。同じ西条古墳群の人塚古墳(帆立貝形・約61.5m)・尼塚古墳(帆立貝形・約51m)も近接する。
出典
関連する古墳