奈良県
八角墳
宮内庁治定陵墓
段ノ塚古墳
別名: 押坂内陵(舒明天皇陵)
| 所在地 | 奈良県 |
| 形状 | 八角墳 |
| 墳丘長 | 42 m |
| 築造時期 | 7世紀前半 |
| 指定区分 | 陵墓 |
| 陵墓指定 | 宮内庁管轄(一般立入不可) |
概要
桜井市忍阪の舒明天皇陵。宮内庁は上円下方とするが、考古学的には上部を八角形とみる解釈があるため、両者を区別した。
出土品・調査研究
陵墓のため埋葬施設と副葬品の詳細は不明。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
被葬者は考古学的に確定していない。台形の方形壇の上に八角形墳丘をのせた「上八角下方」の墳丘で、八角部は対辺約42m・高さ約12m、下方壇は3段で最下段一辺約105m、全体は南北約80m・東西約110mを測る。7世紀前半(641年前後)の築造と推定され、後の天皇陵に定着する八角墳の最初の例とされる。周囲に空濠が巡る。舒明天皇は中大兄皇子(後の天智天皇)・間人皇女・大海人皇子(後の天武天皇)らの父として古代史上重要な位置を占める。方墳形式は、この時代に天皇陵が前方後円形から脱却し方形・八角形へと移行する過程を示す。埴輪は使用されず、葺石のみが確認されるとされる。
宮内庁見解
宮内庁が第34代舒明天皇の「押坂内陵」として管理する。宮内庁の公式陵形は上円下方である。
探索メモ
参拝は原則年間を通じて8時30分〜17時。墓域内に立ち入らず宮内庁の案内に従う。
出典
関連する古墳