★ 世界遺産
奈良県
八角墳
牽牛子塚古墳
別名: あさがおづか
| 所在地 | 奈良県 |
| 形状 | 八角墳 |
| 墳丘長 | 22 m |
| 築造時期 | 7世紀後半 |
| 指定区分 | 国史跡 |
| 世界遺産 | 飛鳥・藤原の宮都 構成資産(2026年登録) |
概要
二室の横口式石槨をもつ終末期八角墳。隣接する越塚御門古墳の発見と文献上の位置関係から皇族墓説が注目される。2026年に世界遺産の構成資産となった。
出土品・調査研究
夾紵棺片、金銅製棺金具、鉄製鎹・釘、ガラス玉、歯などが出土している。石槨は2室構造で壁面に漆喰が残る。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
明日香村越にある7世紀後半の八角墳。明日香村資料では二段目の対角長18.5m(一段目の対辺長は約22m)・高さ約4mとされ、版築で築かれる。巨大な凝灰角礫岩を刳り抜いた横口式石槨は中央の壁で2室に分かれ、各室に棺台を造り出す。八角墳という終末期の大王固有の墳形と2室構造、さらに眼前で発見された越塚御門古墳(大田皇女の墓とされる)が『日本書紀』の「斉明天皇陵の前に大田皇女を葬る」という記述と一致することから、被葬者を斉明天皇(皇極重祚)と娘の間人皇女の合葬とみる説が有力(ただし学術的に確定した被葬者ではない)。
宮内庁見解
宮内庁は本古墳を陵墓に治定していない。斉明天皇の陵としては高取町車木の車木ケンノウ古墳(越智崗上陵)を治定しており、本古墳はその考古学上の有力候補という位置づけになる。本古墳は国史跡として明日香村が管理し、復元整備後の2022年から公開されている。
探索メモ
復元された墳丘と隣接する越塚御門古墳は公開されている。料金・公開時間・石槨見学条件は明日香村の最新案内を確認する。
出典
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