奈良県
前方後円墳
市尾墓山古墳
別名: いちおはかやまこふん
| 所在地 | 奈良県 |
| 形状 | 前方後円墳 |
| 墳丘長 | 66 m |
| 築造時期 | 6世紀前半 |
概要
奈良県高市郡高取町市尾に位置する墳丘長66mの前方後円墳。国史跡(1981年、市尾宮塚古墳と合指定)。6世紀前半の築造で馬具・武器・ガラス玉が出土。飛鳥地方南西・葛城南部の後期首長墓として、室宮山古墳(id:241)・條ウル神古墳(id:390)とともに葛城の首長墓系譜を体現する。隣接する市尾宮塚古墳(id:400)とセットで訪問できる。
出土品・調査研究
馬具(轡・鏡板・杏葉)・鉄刀・鉄鏃・ガラス玉・須恵器。横穴式石室(両袖式)。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
高市郡高取町市尾に所在する墳丘長66mの前方後円墳。6世紀前半(古墳時代後期)の築造。横穴式石室(両袖式)を内包し、副葬品として馬具(轡・鏡板・杏葉等)・武器(鉄刀・鉄鏃)・ガラス玉・須恵器が出土している。隣接する市尾宮塚古墳(id:400)とともに国史跡として指定されており、2基が近接してペアをなす。高取町は大和盆地南端、飛鳥地方の南西に位置し、本古墳は飛鳥時代の直前段階における葛城南部の有力首長の最終期古墳として位置づけられる。室宮山古墳(238m・id:241)・條ウル神古墳(65m・id:390)と合わせ、葛城地方の5〜6世紀の首長墓系譜を示す重要な遺跡。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定なし。国指定史跡(1981年指定・市尾宮塚古墳と合わせて)。高取町が管理。
探索メモ
近鉄吉野線「市尾」駅から徒歩約15分。市尾宮塚古墳(id:400)まで徒歩約5分。高取城跡(国史跡)への登山口も近く、飛鳥エリアとの組み合わせ観光が人気。
出典
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