和歌山県
前方後円墳
平井1号墳・平井埴輪窯跡群
別名: ひらいいちごうふん・ひらいはにわかまあとぐん
| 所在地 | 和歌山県 |
| 形状 | 前方後円墳 |
| 墳丘長 | 22 m |
| 築造時期 | 6世紀後半〜7世紀 |
概要
和歌山市平井に位置する墳丘長約22mの前方後円墳と隣接する埴輪窯跡2基からなる複合遺跡。和歌山県指定史跡(2016年)。和歌山県内で古墳と埴輪生産地の関係が直接証明できる唯一の遺跡。窯跡から出土した胡籙形埴輪・双脚輪状文埴輪は岩橋千塚古墳群の形象埴輪と共通し、岩橋千塚向けの埴輪供給地であった可能性を示す。
出土品・調査研究
胡籙形埴輪(やなぐいがたはにわ)・双脚輪状文埴輪・窯壁・燃料の木炭。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
和歌山市平井に所在する墳丘長約22mの前方後円墳と、隣接する埴輪窯跡2基からなる複合遺跡。6世紀後半〜7世紀の造営。墳丘長は小さいが、古墳と埴輪生産地の関係が直接証明できる県内唯一の遺跡として高い学術的価値をもつ。窯跡から出土した胡籙形埴輪(やなぐいがたはにわ:矢入れを形象)・双脚輪状文埴輪は岩橋千塚古墳群の形象埴輪と共通性が高く、平井の窯が岩橋千塚古墳群向けの埴輪供給地であった可能性を示す。岩橋千塚古墳群の生産・供給体制を解明する上で不可欠な遺跡。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定なし。和歌山県指定史跡(2016年指定)。
探索メモ
和歌山県立紀伊風土記の丘(岩橋千塚古墳群・隣接)から車で約15分。岩橋千塚古墳群の埴輪の「出荷元」を実見できる、マニア垂涎の遺跡。
出典
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