和歌山県
円墳
泣沢女の古墳
別名: なきさわめのこふん
| 所在地 | 和歌山県 |
| 形状 | 円墳 |
| 墳丘長 | 24 m |
| 築造時期 | 7世紀前半 |
概要
和歌山県有田郡有田川町天満に位置する直径約21〜24mの終末期円墳。和歌山県指定史跡。7世紀前半の築造で、有田川流域最大規模の終末期古墳。藤並神社境内に現存。石室から推定12歳前後の女性の歯・耳環・ガラス玉が出土し、若い女性を被葬者とする稀有な例として知られる。
出土品・調査研究
推定12歳前後の女性の歯・耳環(金製か)・ガラス玉。横穴式石室。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
有田郡有田川町天満(旧吉備町)に所在する直径約21〜24mの終末期円墳。7世紀前半の築造。有田川流域では最大規模の終末期古墳。藤並神社境内に墳丘が現存している。横穴式石室に推定12歳前後の女性(歯の鑑定による)が埋葬されており、副葬品として耳環・ガラス玉が出土。被葬者が少女・若い女性である可能性が高く、古墳時代終末期の地方豪族の家族墓として希少な事例。「泣沢女(なきさわめ)」という名称は万葉集の歌枕「泣沢の森」に由来するとも言われ、地名・伝承と古墳が結びついた稀有な例。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定なし。和歌山県指定史跡(1958年指定)。
探索メモ
JR紀勢本線「藤並」駅から徒歩約10分。藤並神社への参拝と合わせて見学できる。有田川町の古墳文化を椒古墳(id:343)・上ノ山古墳(id:344)と合わせて巡ることができる。
出典
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