和歌山県 群集墳

岩橋千塚古墳群

所在地和歌山県
形状群集墳
群内の前方後円墳の全長約20~105m
築造時期4世紀以前〜7世紀
指定区分特別史跡

概要

和歌山市の大古墳群で、その一部が特別史跡として紀伊風土記の丘に整備されている。石棚・石梁をもつ岩橋型石室のほか、天王塚古墳(id:319)や重要文化財の形象埴輪を出した大日山35号墳(id:320)などが知られる。

出土品・調査研究

岩橋型横穴式石室の石棚・石梁のほか、玉類・鏡・金環・武具・馬具・須恵器などが確認される。大日山35号墳出土の形象埴輪などは国の重要文化財。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
紀の川南岸の岩橋丘陵周辺に、古墳時代前期から終末期まで築かれた約1,000基の古墳群。小型円墳が多いが、丘陵上に前方後円墳もある。埋葬施設には横穴式石室・竪穴式石室・箱式石棺・粘土槨があり、結晶片岩で石棚・石梁を組む独特の横穴式石室が知られる。大谷山・大日山・前山A/B・和佐の一部・井辺・寺内などが特別史跡に含まれる。
宮内庁見解
1931年7月31日に国史跡、1952年3月29日に特別史跡となり、2025年9月18日にも追加指定された。和歌山県の現行解説では群全体約1,000基のうち約700基・約161万平方メートルが特別史跡の指定範囲で、全域指定ではない。

探索メモ

2026年現在、紀伊風土記の丘資料館は改築のため一時休館中だが、工事区域を除く園内は利用できる。天王塚古墳は整備工事と連絡道路の通行止めにより見学できない(県立施設の案内では2026年度末までの予定)。見学前に公式案内を確認する。群ピンは紀伊風土記の丘付近。

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出典

和歌山県 わかやまの文化財 岩橋千塚古墳群文化庁 国指定文化財等データベース 岩橋千塚古墳群和歌山県教育委員会 近年の新規指定等文化財和歌山県立紀伊風土記の丘 公式ホームページ(休館・天王塚古墳の見学休止)和歌山県 わかやまの文化財 大日山35号墳出土品

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