和歌山県
円墳
隅田古墳
別名: 隅田八幡宮古墳
| 所在地 | 和歌山県 |
| 形状 | 円墳 |
| 墳丘長 | 16 m |
| 築造時期 | 7世紀 |
概要
和歌山県橋本市隅田町に位置する古墳で、国宝「隅田八幡人物画像鏡」の出土伝承地として知られる。同鏡は古代日本と百済(朝鮮半島)の外交を示す最重要史料のひとつ。橋本市は紀の川上流域の内陸交通の要衝で、隅田古墳群はその歴史を伝える。
出土品・調査研究
国宝「隅田八幡人物画像鏡」(銅鏡、径19.9cm)の出土伝承地。鏡背面に48文字の銘文(癸未年・斯麻=百済武寧王)。現在は隅田八幡宮が所蔵。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
橋本市隅田町に所在する古墳時代終末期(7世紀)の円墳。直径約16m・高さ約5.5mで、南東に開口する両袖式の横穴式石室(緑泥片岩の切石積み)をもつ。橋本市指定史跡。隣接する隅田八幡宮には国宝「隅田八幡人物画像鏡」(銅鏡、径19.9cm)が伝わり、この地の古墳から出土したとの伝承がある。鏡の銘文には「癸未年」(443年または503年)・「斯麻(シマ)」の文字があり、「斯麻」=百済の武寧王(在位501〜523年)に比定する説が通説。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓・陵墓参考地への治定はない。橋本市指定史跡。
探索メモ
隅田八幡宮(橋本市隅田町)への参拝と合わせた見学が基本。JR和歌山線「隅田」駅から徒歩約20分。国宝の鏡は通常非公開だが特別展示時に公開される場合がある。
出典