奈良県
帆立貝形古墳
茅原大墓古墳
別名: ちはらおおはかこふん
| 所在地 | 奈良県 |
| 形状 | 帆立貝形古墳 |
| 墳丘長 | 86 m |
| 築造時期 | 4世紀末〜5世紀初頭 |
概要
奈良県桜井市茅原に位置する墳丘長約86mの帆立貝形古墳。国指定史跡(1982年)。4世紀末〜5世紀初頭の築造で、日本最古の盾持人形埴輪が出土したことで考古学的に著名。纒向古墳群の南東約1kmに位置し、箸墓古墳・珠城山古墳群と合わせた桜井市北部の古墳群を構成する。葺石・埴輪・周濠を備えた帆立貝形古墳の好例。
出土品・調査研究
盾持人形埴輪(現時点で日本最古)・円筒埴輪・形象埴輪。葺石・周濠。
被葬者をめぐる両論
考古学的見解
桜井市茅原に所在する墳丘長約86mの帆立貝形古墳。4世紀末〜5世紀初頭の築造。後円部径約60m・前方部長約26m(帆立貝形の短い前方部をもつ)。葺石・埴輪列が確認されており、周濠を備える。最大の学術的価値は、日本最古の盾持人形埴輪(たてもちひとがたはにわ)が出土したことにある。盾持人形埴輪は盾を持つ武装人物を表した埴輪で、古墳の守護・祭祀機能を示す重要な資料。本古墳の出土例が現時点で最古とされ、埴輪研究の基準資料となっている。纒向古墳群(箸墓・纒向石塚 等)から約1km南東に位置し、古墳時代前期末〜中期初頭の大和における埋葬文化の発展を示す。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定なし。国指定史跡(1982年指定)。桜井市が管理。
探索メモ
JR桜井線(万葉まほろば線)「巻向」駅から徒歩約15分。箸墓古墳(北西約1km)・珠城山古墳群(南東約500m)と組み合わせた纒向エリアの巡回コースに組み込みやすい。桜井市立埋蔵文化財センターで出土した盾持人形埴輪の解説・レプリカを展示している。
出典
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