京都府 前方後円墳

椿井大塚山古墳

所在地京都府
形状前方後円墳
墳丘長175 m
築造時期3世紀末〜4世紀初頭

概要

京都府木津川市山城町(旧山城町)に位置する墳丘長175mの前方後円墳。古墳時代前期初頭(3世紀末〜4世紀初)の日本最古級定型前方後円墳のひとつで、国史跡に指定されている。三角縁神獣鏡32面以上を含む大量の銅鏡が出土したことで「邪馬台国論争の火付け役」として全国的に有名。出土品は国の重要文化財。木津川市の古代史を代表する遺跡。

出土品・調査研究

三角縁神獣鏡32面以上を含む銅鏡計約40面(国重文)、武器・武具・農工具・漁具類(合計約300点)、割り竹形木棺。出土品は東京国立博物館・京都国立博物館等に分蔵。

被葬者をめぐる両論

考古学的見解
墳丘長175mの前方後円墳(後円部径約110m・高さ約20m)で、古墳時代前期初頭の代表的遺跡。竪穴式石室(長さ約6.8m・高さ約3m)に割り竹形木棺。三角縁神獣鏡32面以上を含む銅鏡計約40面が出土し、これは国内の単一古墳からの銅鏡出土数として最多級。邪馬台国論争に関連する遺跡として著名で、小林行雄による「同笵鏡論」(同一鋳型の鏡が全国に分布する論)はこの古墳の鏡研究から展開された。前方部は西向き。箸墓古墳(奈良)の約3分の2規模とされ、日本最古級の定型前方後円墳のひとつ。
宮内庁見解
宮内庁の陵墓治定なし。2000年に国史跡指定。出土品は1992年に国重要文化財指定(銅鏡類)。木津川市(旧山城町)が管理。

探索メモ

古墳本体は木立の中にあり、現在は立ち入り制限がある部分も。JR「棚倉」駅から徒歩約10分。木津川市立図書館・歴史民俗資料室でパネル展示あり。邪馬台国論争に関心のある方は訪問必須の遺跡。

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出典

木津川市教育委員会文化庁Wikipedia京都新聞
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